湿原の自然とその周辺環境を生かした体験学習
北海道浜中町 霧多布湿原センター
■キーワード:湿原 動物 植物 保全
■地域の特徴・特色
北海道東部の太平洋に面する浜中町。森と海に囲まれるように、霧多布湿原が広がります。湿原は希少な動植物の生息地であり、湿原で蓄積されたミネラル分は川に運ばれ豊かな海を育てています。専門ガイドスタッフにより湿原の動植物はもとより海域も含め様々な体験学習を展開しています。
■指導のポイント
官設民営の霧多布湿原センターが中心となって、教育委員会・学校と連携しながら湿原の四季折々の自然を生かした環境教育プログラムを設定。年間を通じたスケジュールを準備し、事前・事後学習を設定して体験効果を高めています。長年取組まれてきたトラストなど保全活動とも一体化した発信は子ども達の学習環境を社会的に守る上で大きな力を発揮しています。
■プログラム例
・カヌーで湿原体験
・無人島へ行こう
・生き物調査隊!
・モモンガの巣箱を作ろう!
・アマモ場のモニタリング活動「アマモウォッチ」 など
■関連情報
・霧多布湿原センター,https://www.kiritappu.or.jp/center/
・NPO法人霧多布湿原ナショナルトラスト,https://www.kiritappu.or.jp/