宝の森林(やま)プロジェクトを軸とした体験活動
秋田県能代市 梅内集落
■キーワード:山菜 薪 伝統文化 山村の生業
■地域の特徴・特色
梅内(うめない)地区は白神山地のふもとに位置し、世界自然遺産地域にまで連なる広大な山地を有しています。162世帯、人口約400人、11の小集落で構成されています。
ここでは、昔から地域住民はこの広大な山に分け入り、クマと出会わないよう気を付け、時にはニホンザルの群れやカモシカと遭遇しながら、季節ごとに大地の恵みをいただいてきたとのことです。
集落が保有する山林の山菜や木材をはじめ森林(やま)の恵みと山村ならではの暮らしの営みが魅力です。こうした魅力を生かして木の駅プロジェクトや薪の駅プロジェクトなど森の保全と活用の活動にも取組んでいます。
■学習のポイント
梅内集落ならではの森林(やま)の魅力を生かして、集落の生業に根ざしながら、地区住民から案内してもらう学びが体験できます。山仕事のレベルに応じて子どもから大人まで様々な体験学習がセットされています。
森に親しむ活動、森林(やま)の手入れ活動、山仕事道具の安全な使い方、秋田杉を用いた工作体験など、目的に応じた山の体験活動のためのアプローチを学びます。オンラインを活用した山菜の郷土料理教室などユニークな取組も開催されており、自宅から参加することも可能です。
■プログラム例
・シイタケ、ナメコの植菌体験
・キノコの収穫体験
・もみじの植栽
・丸太の玉切り体験
・山菜の郷土料理教室ミニ体験(オンライン利用)
■関連情報
梅内聚落、https://www.umenai.net/